電話でのお問い合わせは TEL.022-290-9377
〒983-0026 仙台市宮城野区田子西1-10-9
アレルギー専門医として勤務医時代に約1000件/年の経口負荷試験を実施してきた経験を活かし、当院開設後も積極的に食物アレルギーの診療に携わっております。
食物アレルギーといっても、生卵以外は何でも食べられるお子さんから、アナフィラキシーを起こす可能性があり、多品目の食物アレルギーを持つお子さんまで、その重症度は様々です。そのため、お子さんの重症度やご家族の都合などを考慮し、家族・患児ともに負担が少なくできるように、検査や治療の進め方を調整して対応しています。
最近の傾向としては、集団生活開始前に食物アレルギーの評価をされていない例、アレルギー食品について摂取の進め方の指導を受けられず除去を続けている例などが増えてきました。
近隣の保育園から勧められて来院されることが多いことから大半は当院周辺のお子さんですが、仙台港ICからのアクセスが良いことから、専門医不在の沿岸部(気仙沼~南相馬)から通院されているお子さんもいらっしゃいます。
食物アレルギーが重症化してから来院されるお子さんを数多く診ていると、乳児期にアトピー性皮膚炎と診断されていなかったり、診断されていても適切な治療を受けてこなかった例が多いことが分かっています。
そのため、当院では乳児健診で湿疹を認めるお子さんに対しても、早い時期からアトピー性皮膚炎有無の評価および積極的な介入を心がけています。食物アレルギーの兄姉がいる場合、乳児期早期から介入できた弟妹の方が食物アレルギーを発症しても軽症で済むことが多いことも経験しています。
最近の傾向としては、保湿剤だけ多く塗っていて、ステロイド軟膏など炎症を抑える軟膏の塗布が不十分なために、湿疹やかゆみの管理が出来ていない例が目立ちます。そうしたケースでは、とびひやみずいぼなど皮膚感染症の合併が多い印象があります。そのため、保湿剤と炎症を抑える軟膏の使用量のバランスを考慮した指導を心がけております。
急性増悪を引き起こすウイルスが流行する時期には、かかりつけ以外のお子さんの受診が一気に増えます。そうしたケースでは、気管支喘息の診断がされていなかったり、重症度に応じた適切な管理がされていない例が多く、受診してから改善するまでに時間を要することも多いです。良好な管理のためには適切な吸入法の習得が必須です。当院では様々な研修を受けている看護師が中心となり、吸入の仕方について丁寧な指導を行っております。
アレルギー性鼻炎であることが分かれば、早い段階で評価を行います。スギ花粉やダニ抗原に対するアレルギーが確定していれば、5歳を目安に舌下免疫療法の開始を推奨しております。数年以上舌下免疫療法を継続できているお子さんも増えてきましたが、その大半は症状が軽快しており、使用する治療薬も少なくなってきております。
胃腸科認定医として便秘症については、アレルギー疾患に次いで数多く診ております。食事・生活・排便習慣指導だけでは改善が見込めず、薬物療法が必要となるケースも多いです。使用する下剤は数種類以上ありますが、確実に内服を継続することが管理上重要であることから、お子さんの好みに応じて薬物の使い分けをしております。
月曜日・水曜日・土曜日の午後に実施しております。前日までの事前予約が必要ですので、右上の「診察予約」ボタンをクリックして、「小児婦人科事前予約」からご予約下さい。
一般の産婦人科を受診するのに敷居が高いと思われる小児を対象とし、女性の専門医が担当します。HPV(子宮頸がん予防)ワクチンも実施しております。生理痛、生理不順、生理の量が多いなどの訴えがありましたら、お気軽にご相談下さい。
〒983-0026
仙台市宮城野区田子西1-10-9
TEL.022-290-9377